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デルフト|青と白の食器が好きなら、一度は訪れてみたい街

投稿日:2017年9月6日 更新日:

こんにちは。管理人のゆーくです。

日本でも馴染み深い、青と白の食器(ブルー&ホワイト)、あなたのお宅にも1枚はあるかもしれませんね。青と白の食器では、ロイヤル・コペンハーゲンが有名ですが、実はオランダにも日本を彷彿(ほうふつ)とさせる青と白の食器、デルフト焼きがあります。今回はデルフトの街とデルフト焼きの特徴について紹介します。

 

時間がゆったり流れる 運河の街デルフト

デルフトはオランダ南西部に位置し、アムステルダムから電車で約1時間のところにあります。都会の喧騒から離れた静かな街です。アムステルダム同様、運河のほとりを人々が自転車で行き交っています。運河にはたくさんの船が停泊していて、夏には船上で家族や仲間と食事を楽しんだり、釣りや読書を楽しんだりしています。街を少し歩けば、デルフトの人々の豊かな暮らしを垣間見ることができます。

出典:オランダ政府観光局公式ウェブサイト「デルフト自転車旅行プラン」

もし、ランチを食べるなら、ぜひ「スタッズ・コーヒーハウス・クライウェヒ(Stads-Koffyhuis Kleyweg)」へ。このカフェのパンやサンドイッチは、オランダで一番おいしいパンに何度も選ばれています。ここに来たなら、25年連続店内で一番の人気メニュー「Alex’ Keuze(オランダ国王”Alex”の選択)」を味わってみましょう。さらに忘れてはいけないのがトイレ。焼き物の街らしく、デルフト・ブルーの美しいタイルで装飾されたスペースは必見です。

 

オランダのロイヤルファミリーや画家フェルメールと縁が深い古都  

デルフトは、オランダのロイヤルファミリーと深い関係のある街で、その歴史は16世紀までさかのぼります。そのため、ロイヤルファミリーに縁のある教会や博物館を見ることができます。特に、街の中心部にある「旧教会」と「新教会」は見逃せません。「旧教会」は美しく荘厳なステンドグラスや画家フェルメールのお墓を、「新教会」ではデルフトとロイヤルファミリーの関係を知ることができます。

出典:オランダ政府観光局公式ウェブサイト「デルフトの新教会と旧教会」

また、「プリンテンホフ博物館」は、オランダ建国の父であり、現在のオランダロイヤルファミリーの先祖である「オラニエ公ウィレム1世」がかつて住んでいた場所。「王子の宮廷」という意味のこの博物館では、デルフトの黄金期から伝わる陶器や銀器、絵画のコレクションが展示されています。

また、画家フェルメールは、1632年に生まれ1675年に亡くなるまで、デルフトでその生涯を過ごしました。「フェルメール・センター・デルフト」では、光の魔術師と言われる所以を存分に味わうことができます。

出典:オランダ政府観光局公式ウェブサイト「プリンテンホフ博物館」

 

どこか懐かしい それでいて異国情緒を感じる デルフト焼き

オランダの陶器として一度は目にしたがあるかもしれない、青と白が特徴のデルフト焼き。なんだか、懐かしい感じがするのは私だけでしょうか。その理由は歴史にあります。デルフト焼きは、中国や日本の青と白の染付の磁器に憧れて模倣しながら、オランダ風のデザインを加えて独自の発展を遂げてきたからなのです。

17~19世紀、デルフトはヨーロッパの中でも重要な陶器の産地でしたが、イギリスの陶器に押され、33あった工房は徐々に廃れ、現在、伝統的な手法でデルフト・ブルーを伝え続けているのは「ロイヤル・デルフト(オランダ語:デ・ポルセライネ・フレス)」のみ。1653年の創業以来、約400年弱、手描きの陶器を作り続けているというからすごいですね。

出典:オランダ政府観光局公式ウェブサイト「ロイヤル・デルフト」

この工房が運営している「ロイヤル・デルフト・エクスペリエンス」では、館内は、日本語のオーディオガイドにそって、絵付け師や工房の作業風景や、オランダのロイヤルファミリーのコレクションなどをじっくりと見ることができます。圧巻なのは、デルフト・ブルーで作られた画家フェルメールの「夜警」の模写!これは必見です。また、中庭を望むカフェも素敵です。予約すればハイティーできるとのことで、匠が作るデルフト・ブルーの食器でお茶をするのもいいかも。直営ショップではお土産の購入もできます。すべて手描きとのことで、お値段は少し張りますが、日本の国旗を手にもったミッフィーのマグネットは、キュートで手に届きやすい値段なので、お土産にいいかもしれません。

中国や日本の磁器に魅せられて発展したデルフト・ブルー。デルフト焼きも街もどこかゆったりしていて、ほっこりします。ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。

 

<参考資料>

オランダ政府観光局公式ウェブサイト『Holland』デルフト

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